【完】また君を愛してしまうから



「梓!どうしたんだ!!おいっ!」




もう、タイムリミットかな?




私、戻るんだ。



未来に...。



「もし、私が未来にいなくても...。悲しまないで。」



「そんなっ...。」



お願い...。



どうか私みたいに馬鹿な自殺なんてしないで...。



もう、私の体は本当に消えていて奏には見えていなかったと思う。



「私の分まで、生きて...!」


「梓!」



奏に呼ばれた最後の名前...かな。


「大好きだよ...奏。」


「あぁーーー!」


私はとうとう全部が消えてしまったみたいで奏が見えなくなった。


ただ、痛くも何にもない。


全部終わるだけ...。



奏、幸せに...。