「俺、なんか分からないけどもうすぐ死ぬような気がする。」
奏...?
なんでそんなこと言うの?
その言葉を聴いたとき私は一瞬頭が真っ白になった。
「え...。」
私は作り笑いをすることも出来なかった。
今まで笑ってた顔は寒さとショックで凍りついてしまったかのように。
「でも、俺が死んでも誰も困らないか。」
「っ奏!なんでそんなこと言うのっ!」
奏が死んだら悲しいよ。
何のために私がタイムスリップしてきたか分かる?
奏が...いない世界に耐えられないからだよ。
「でも、もう死んでもいいかな?なんか分からないけどそう思った。」
やめて...そんなこと言わないで。
私は「死」という言葉に過敏になっているのかもしれない。



