「お母さん、リビングにフレンチトーストとサラダおいてあるから。」



私は朝早くおきて、料理をしたところ。


「あら、どうしたの?なんかいいことでもあった?」



お母さんに怪しい目で見られた。



なんで、親孝行しているか理由は1つだけある。


未来に私が生きていないかもしれないから。



そして、いつ未来にタイムスリップしてしまうか分からないから。



私は身支度をして鞄を持ってこれから奏を迎えに行くところ。



「ま、気をつけて行ってくるのよ。」


「はぁい。」


軽く返事をして家を後にした。


私はあれから少しだけ家にいるのが怖くなっている。


もし、私が未来に行って死んでしまった後のことを考えると...。



家族はきっと悲しむから。


そしたら、今の自分が涙が出そうになる。