【完】また君を愛してしまうから



「落ちる最中だったらまだその可能性は0じゃないわ。」


「え...どういう。」



がしっと私の肩をつかんだ、真央。



「着地しなさい!」

「は...?」



真央?


どうした?


そんなこと出来たら死なないよ。


「私は本気で言ってるの。あんたとまた向こうの世界で会いたいから...。」


「真央...。うん。チャレンジしてみるよ。」



どうせ死ぬんだったら頑張ってそれでもだめだったら...でいいや。



もし、上手くいけば誰も悲しまないしね。


「梓ならいけるよ!」

「うん!!」


真央ってたまにびっくりするようなこというけど筋が通ってる。



その日は寒くて木枯らしが吹きもうすぐ冬を迎えようとしていた。