【完】また君を愛してしまうから



「いつ向こうに戻るかは分かりません。でも時間の問題です。」


「そんな...っ。」



ガンと頭を殴られたようなショック。


私が口を滑らせただけで...。



奏をあの日まで見守れないの...?



「さ、もう帰ってください。暗くなってきますから。」


その瞳がすごく寂しそうに思えた。


「ベジ...っ。」



なんかベジが離れていっちゃうような気がして...。


「そんな顔したらだめです。」



ベジはコツンと私の頭を叩くとふっと消えた。



もう、ベジには会えない...。


そんな気がしたんだ。