「あーずさ!起きなさい。奏君来てるわよ。」




誰のこえ...?



途切れたはずの意識なのに声が聞こえる。



お母さんの声...?



え?


「お母さん!?なんで?私、ビルからおちて死んで...。」



声の主の言った言葉を思い出した。



高校生の私に戻る...。



「あんたバカね。夢でも見たんじゃないの?」



「お母さん!今日何年の何月何日?」



おかしい、絶対に私死んだはず!