梓SIDE


「花!どうだった?」



ステージを下りると花を見つけた。



「緊張しちゃって...。」



少しため息をつきながら花はいった。



「だよね、私も...。」


「でも、この後すぐ投票で結果発表あるらしいからね。」



そう、夏休みなのにみんな結構人が集まっていた。



「花はいいよね、可愛いから。」


「そんなことありません。」


2人して暗い雰囲気になっていた。


「バーカ。2人とも可愛いから自身もちな。」


奏がその様子を聞いていたらしくて話しかけてきた。


「奏様!うれしいです。」


花は少し赤く頬を染めた。