【完】また君を愛してしまうから



「俺が着て欲しかったから。」



そうなんです、奏が提案して借りてきました。


「梓先輩、素敵です!」


「あ、りがとう。」



絶対にお世辞だよね...。



花はピンク色の淡いミニドレス。


確実に花のほうが可愛い。


「011のかた。ステージへどうぞ。」


司会の人が声を上げた。



「あ、花の番ですね。輝行こ!」


隣にいた男の子を連れてステージに上がっていった花。



「花、可愛いよね...。」


「何、暗くなってるんだよ。大丈夫俺を信じろって。」



奏は微笑むと私の頭を撫でた。


こうしていると落ち着く...。