【完】また君を愛してしまうから




「梓、この服どうだ?」


奏が手渡してきた一枚のワンピース。


「可愛いっ。でも、私に似合うか...。」


淡いピンク色でいかにも女の子って感じ。



「梓は...ま、可愛いから。自信もてって。」


奏はさらっと髪を揺らして笑った。


ドキ----


淡いときめき...。



そのときだった...。


「キャーッ!!」


女の人の悲鳴。



周りを見渡すと黒い服の男が女の人を人質にして立っていた。