「優香。
 俺も優香が好きだよ」

「えっ?」

「優香しか好きにならない」

「で、、でも・・・」

「優香だけが好きだよ」

「わ、、私も大樹だけが好き」

「はぁ・・・
 やっと思いが通じた~!」

「私、ホントはずっと大樹が好きだったよ?」

「えっ!!!?」

「大樹は紗枝と一緒じゃなきゃ
 幸せになれないって勝手にきめつけて
 大樹のこと突き放して悠馬と付き合って
 それでもやっぱり大樹が忘れられなくて
 でも大樹はアメリカに行っちゃうし
 自分の想い伝えたらきっと大樹は
 『やっぱり日本にいる!!』
 って言うだろうなと思ったから
 ずっと気持ち秘密にしてて・・・」

「なんだよぉ・・・
 ずっと俺が好きだったのかよ・・・
 俺、メッチャさみしかったんだからな!」

「ごめん・・・。

 でも、ほんとに私でいいの?
 大樹のこと傷つけて
 紗枝のことも悠馬のことも
 みんなのこと傷つけた・・・。

 最低な人間なんだよ?」

「優香は最低なんかじゃない。
 優香は最高だよ!
 それはみんな知ってる



 なぁ、みんな!!!!!」








『うん!!』