今日は土曜だから学校は休み。
あたしは友達と遊ぶ約束をしてなくて、つばさくんも今日は出かけてない。
つまり、今日は久しぶりに2人で家にいる。
「あたし、買い物行ってくるね」
「俺も行くよ。どうせ暇だから」
「え?」
「早く行くぞ」
「あ、うん」
最初買い物に行くとき、つばさくんあんなに嫌がってたのに…
自分から買い物に行くなんて…。
家を出ようとしたとき、つばさくんのケータイが鳴った。
「もしもし」
彼女?
「あぁ、わかった」
彼女だよね。
女の人の声が聞こえたもん。
「ごめん。用事できたから買い物行けないや」
「あ、いいよ。気にしないで」
なんとなくわかってたんだ。
「ごめんな。あと、俺夜ごはんいらねぇから」
「わかった」
夜ごはん、彼女と食べるんだ。
最近、一緒にごはん食べてないよね。

