カタオモイ




えーっと…






波川花怜、波川花怜…





あ、あった!!


あーまた同じクラスじゃないんだ





私はホッとした



でも
総司君はきっと
なんで同じクラスじゃないんだ
って思ってるんだろうな…






こういうことを考えると
胸が締め付けられる








「あぁー、もう!ダメだ。うじうじすんな、私」





そう言って気合いを入れて
教室に向かった