嘘つきなアイツ~テキトー王子の甘い罠



少し茶色がかったボブヘアーが愛くるしい、爽やかな美人さん。


彼を啓介って呼べるのは恐らく彼女だけ。




「啓介ってば!ほら、行くよ!」



安藤啓介の机の前までくると、そう言った。



「−−…んっ。

あ、春風…いつからいたの?」



いかにも眠そうな声で顔を上げる安藤啓介。