嘘つきなアイツ~テキトー王子の甘い罠




私はそんな彼に気づかれないようにソローっと視線を窓に向ける。

膝の上にはさっき使ったノート。


あいつがこっちを見ているわけじゃないのに妙に意識してしまい、頬に熱がたまる。



「え、何が飛んで来たの?」


私の投げたモノに全く気づいていないらしい島田さん。


「いや…
なんでもない。」