嘘つきなアイツ~テキトー王子の甘い罠



パシッ


ボールは綺麗な半円を描きマトに的中した。


「……?」


安藤啓介はいきなり飛んで来たボールに肩を揺らし、ノロノロと顔を上げた。


「ん?啓介どうしたの?」

「今…なんか飛んで来た。」


島田さんの問いにそう答えて当たりを見渡す安藤啓介。