【短】指輪物語















私…ずっと泣きたかったんだね。



本当はずっと泣きたくて

ずっと我慢してた。



寂しくて…

辛くて…

苦しくて…

少しでもあなたに

私の気持ちを分かってほしかった。




「お前も辛いだろ…?」



最後に言ったあなたの言葉…

私には本当の意味が

分からなかった。



あなたも私と同じくらい

辛かったの?



ずっと我慢してた?



でも…あなたには

帰る場所があるじゃない。



もう…嫌だよ…



あなたがいない部屋で

私はただただ泣き続けた。