「あずきチャ――――ン!!!ちゅ――――――!!!」





ぐはっ!!





唐突に教室に飛び込んできた先輩の爆弾発言にのみ込もうとしていた卵焼きを噴き出した。




「あずきサイテイ・・・・」




卵焼きの散弾銃を浴びたアユが呟く。


・・・ぅ、相当怒ってる・・・

じゃなく!!!




ここは親友として他に何か言う事があると思いますけど!?





「ボクがちゅーしたいのにっ、他のヒトとするなんてズルイぃぃ!!」



先輩は私の肩を掴みぐらぐら揺すりながらワケの分からない癇癪を爆発させている。




だぁぁぁぁ