Sideるう









「どうした?オマエの大好きな楽しいランチタイムだってのにテンション低いじゃないか。」




お弁当の時間だってのに、お弁当も広げないでぼけっと物思いに耽っていると、前の席から大介が心配そうに覗きこんできた。





ボクのちょっとした変化にも気付いてくれる大介は本当に大親友♪


・・・だけどそんなんでボクの悩み事が消えないのも事実。









頬杖を吐いたままぽーっと大介の顔を見る。


視線は否応なく唇に止まる。






唇・・・




ちゅ~・・・







「はぁ・・・・ちゅうしたぁ~ぃ。」