学園王子と平凡娘



先輩が私を連れて来たのは、


高い場所にある公園だった。


「キレイ…………」


夕日がいつもよりキレイに見える。


「でしょ??俺、この場所好きなんだ……」


「へぇー…………先輩、よくここに来るんですか??」


「息詰まった時に………ね……」


息詰まる……??


「両親がさ、会社経営してるでしょ??兄貴は俳優やってるし……だから俺が継がなきゃいけないんだよ………」


先輩…………大変そう…………


「先輩は、私が支えます!!!!」


無意識で言ってしまった言葉に恥ずかしくなった。


先輩の顔を見ると、先輩は微笑んでいた。


「それ、プロポーズ??」


「え!?!?!?違っ………」


「俺と、結婚するのいや??」


「い、イヤじゃないです!!!!で、でも、今のはそういうつもりじゃなくてっ…………」


慌てた私を先輩は突然抱きしめた。


「奈緒ちゃん……まだ早いけど、プロポーズしていい??」


「…………はい………」


私がそう言うと、先輩の顔が近づく。


時間が止まったみたい………


私、先輩とキスしてるんだ………


私、世界一の幸せ者だ………


先輩、私は世界一あなたが大好きです!!!!!!!





~end~☆