「葛西先輩!?!?!?」


「…………」


応答がない。


それに、葛西先輩は私のおでこから唇を離さない。


「葛西先輩????」


私は、葛西先輩の体を起こした。

「先輩??」


葛西先輩の顔は真っ赤で、息も切れていた。
そして、おでこを触るととても熱かった。


「熱????」