ピピッピピッピピッ



んっ…。



朝から何…??



あたしは少し重たい瞼を開けた。



朝の7時。



「んっ…」



まだ7時か…。



「……あっー!!」



うそっ、ヤバい!!



結城は7時20分には家でないといけないのに!



「ちょっと結城起きて!」


あたしは隣で眠っている結城を揺すった。



「んッ……」



もうっ。なかなか起きない。



「ちょっと起きて!」



時間ないのに。