「お父様が、急に亡くなられて、

当主を交代したそうよ」


「ホントですか?お母様」


「えぇ・・・」


なんてこと・・・

そんなこと全然知らなかった。



私は、聖夜の家に急いだ。




「聖夜様は、まだアメリカに

いらっしゃいます」


使用人の人から言われて、

私は、とぼとぼ

家に帰った。


・・・

家の前には、

嵐がいた。