3年になった。

私の隣では、

いつも嵐が笑っていてくれた。

「嵐」

「いつも、ありがとうね」

「何言ってんの!

オレが傍にいたいから、

いるだけだよ」



こんな穏やかな日々、

私の耳に、

聖夜の話が

飛び込んできた。