プリンセスと王子様?!

「永遠(とわ)兄様!」

姫香が笑顔で駆け寄った。

オレにはあんな笑顔は

見せてくれたことないのに。


「姫香、終わったなら送ってくよ」

「ホントに?!ありがとうございます」

永遠がこちらに向き直った。


「君、聖夜君・・だよね?」

「そうですけど」

「うちの会社の社長と、

知り合い?」

・・・社長?

あぁ、ここの先生の旦那か。

「用事で時々会いますけど?」


「えっ・・あんてって、うちの

パパとも知り合いなの?!」

「・・そうみたい」

驚いてる姫香。

オレも、姫香は最近知ったというのに、

両親とはとっくに仲良し

ってことに驚いてる。