私は人魚で、彼は人。 海と、陸に隔てられた、ホントは出会わないはずの運命。 でも彼はこうして、私の世界でも、いきいきと泳いでいる。 海の水は澄んでいて、彼の姿ははっきり見えた。 私はキースの姿を追って泳いでいた。 彼は時々こちらを振り返っては不敵な笑みを見せ、どんどんスピードを 上げていった。