「そろそろ帰るね」

「・・・ああ・・・」

嗚呼、まただ。

どう表して良いのか分からない、淋しさが。

私の中に、渦巻いてる。

リングも渡した。

彼は私のコトを、他人に言わない。

脅してもいない。

だから、もう、逢うことはないんだ・・・。