しばらく歩くと少し前に同じ学校の男子がいた。

「おっ真咲ー」

「おっはよーう」

真咲は走ってその集団の方に行った。

「あっ真咲・・・・・・」

私は聞こえないくらいに呟いた。

正直、真咲が行ってしまった事を寂しく感じる。

「おいっ花恋も来いよ!」

「えっ・・・うんっ!」

私は真咲に呼ばれてすっごくうれしかった。

うれしくて真咲の方に小走りで行ったのはいいんだけど。