急性大好き症候群

────────……


「……で?」


あたしが話し終えると、太ももに肘をついている太一があたしを見上げた。


「は?」

「終わり?」

「まあ、これ以上話しても同じだから……」

「それってさ」


太一が見上げたままあたしの顔を指差した。


なんか、顔近いし……。


「唯織も悪いんじゃん」

「う……」


ずばり、言われてしまった。


いや、わかっていた。


「唯織、ほんと何もしてないよね。流れに身を任せるってのも悪いことじゃないけど、唯織の場合、任せ過ぎだよ。要するに、他人任せ」

「うん……」


太一の言うとおり。


そうしかない。