美紗の声が耳に届いた瞬間、ふっと真っ白な世界が消えた。
目を開けると、目の前で火花が散ったようにチカチカして頭がぐらぐらしたけど、それらはすぐに治った。
「……唯織?」
美紗はあたしのこの症状を知らない。
部活のみんなは三日にいっぺんはあたしが部活中にこの症状になるから、最近では冷静にあたしに対処してくれるようになった。
「顔色、悪いわよ」
「大丈夫」
それよりも、美紗の話の続きが知りたかった。
「大丈夫だから、続き、話して」
「…………唯織の予想通りだと思う。……最終的には、裕也を受け入れた…………」
美紗の言葉に、あたしはやっぱりと理解した。
あたしが真っ白な世界にトリップする理由。
「それで、今に至るわけか」
「浮気相手……ってことは理解してる。……本当にごめんなさい。唯織……」
いや、美紗が謝っても意味などない。悪くないのだから、美紗は。
「……裕也が悪いってことを確信づけただけだよ、結局は」
まあ、そんなことわかっていたことだけど。
憎めない男であろうが、悪いものは悪いのだ。
目を開けると、目の前で火花が散ったようにチカチカして頭がぐらぐらしたけど、それらはすぐに治った。
「……唯織?」
美紗はあたしのこの症状を知らない。
部活のみんなは三日にいっぺんはあたしが部活中にこの症状になるから、最近では冷静にあたしに対処してくれるようになった。
「顔色、悪いわよ」
「大丈夫」
それよりも、美紗の話の続きが知りたかった。
「大丈夫だから、続き、話して」
「…………唯織の予想通りだと思う。……最終的には、裕也を受け入れた…………」
美紗の言葉に、あたしはやっぱりと理解した。
あたしが真っ白な世界にトリップする理由。
「それで、今に至るわけか」
「浮気相手……ってことは理解してる。……本当にごめんなさい。唯織……」
いや、美紗が謝っても意味などない。悪くないのだから、美紗は。
「……裕也が悪いってことを確信づけただけだよ、結局は」
まあ、そんなことわかっていたことだけど。
憎めない男であろうが、悪いものは悪いのだ。

