「近藤くん!!」
「よっ!久しぶりだな!高村!!」近藤くんは私の肩を二度叩いてきた。
「びっくりした~」
「ほんと何年ぶりだ?!」近藤くんは高校の時と変わらない笑顔で話しかけてくる。
近藤くんに会うなんて二度とないと思っていたから…。
「さ、お二人さんも座りなさい!!」汐莉が私と近藤くんの背中を押してくる。
「っていうか何で!?」私は席に向かいながら近藤くんと汐莉に問いかける。
「なんかたまたま会ったのよ!!一昨日くらいに!!で、近藤がどうしても合コン集めてほしいて言うからこうなったの!!あ、ちなみにあんたを推薦したの近藤だから」
汐莉はそれだけ言って皆の輪の中に入っていった。
「えっ~?!」私は驚きすぎて後退りしてしまった。
「いや、なんかとてつもなく高村と話したくてな!あいつに会って一番に浮かんだのお前の顔だったよ。それにしても、高村はほんと変わらねーな」
近藤くんは奥の席に座った。
近藤くんに会うなんて二度とないと思っていた。
だって近藤くんは私の高校人生を埋め尽くしていたカレの親友だったから。



