「いってっっっ!!!!!」
春二は足を押さえながら痛そうにしている。今のは絶対に痛かったと思う。

「知代、ナイス」汐莉が親指を立ててウインクをしている。
汐莉は、私と春二が遊びの喧嘩をして、春二が負けるのを喜んでいる。
そして、私たちのやり取りを見ていた周りの子たちも大爆笑。

私と春二。
毎日変わらず、同じように過ごしている。

ただ、二人が好き同士になったこと。

デートをするようになったこと。

手を繋ぐようになったこと。

キスをするようになったこと。

相変わらず楽しい日々を送っています。