昼休みになって私が食堂に行こうとしたら汐莉が、私の腕を引っ張った。
「さっきは熱くなっちゃってごめん。知代は知代の気持ちを大事にすればいい。」さっきの剣幕の汐莉はもう居なくて、元気な汐莉に戻っていた。
何かを知っているかのようなそんな感じにも見えたけど私は聞くことができなかった。それはやっぱり私があいつのことが好きだからだと思う。
食堂にパンを買いにくるといつも居るはずの彼の姿が見えない。
今日は教室で食べるのだろうか。
それとも…彼女と食べているのだろうか。
私はパンを買って帰ろうとした。
その時だった。
遠くの方で彼らしき人が見えた。
その隣には学校1のギャルっぽい子で、平池の腕に手を回していた。
ほんとに彼女できたんだ…
そう思うと辛くて辛くて仕方なかった。私は急いで教室に帰った。



