僕の彼氏

服を着て、僕は優貴の
いる部屋へ入った。


「秋!!めっちゃ可愛いよ!!」

「…どうも。」

「これであの先輩と
 もっと仲良くなれるね!」


そういえば、優貴にも彼氏がいたな。




「優貴、最近彼氏とはどう?」

「え?なっ仲良くしてるよ?…」


と言いながら、優貴の目は
そっぽを向いている。



「優貴、それ本当か?」






…沈黙。





「…別れちゃった。」

「え?」


嘘だろ?だってあんなに
仲が良かったのに別れるだなんて…


「あたし、ふられちゃったの…」

「でも、秋と先輩には
 別れて欲しくないっ!」

「…だからこの服を?」

「うん…」





沈黙…





「あ、ねえ、そろそろ行かないと
 いけないんじゃない?」

「あ、そうだった。」



そして僕は優貴の家を出た。