僕と先輩が付き合うことに
なった次の日の放課後…



「おーい、秋。」


あ、先輩だ。
僕は先輩に近づいた。



「俺さぁ、まだ名前
 言ってなかったよな。」



確かに。
ずっと先輩って言っていたから
気にすることなかったな。



「俺の名前は愛川 玲だ。」

「愛川さん。」

「そんなかたい呼び方すんなよ。」


「えっと、じゃぁ…玲…」

「おっそうそう、それがいい。」




そう言って、玲は僕の頭に
手を乗せた。




僕は、君のことが
好きになりました。






いや、




好きすぎます。