僕の彼氏

すると先輩は顔を少し赤くして
教室から出て行った。

「先輩。今はまだ春ですよ…」

つぶやいてみた。




教室へ戻ると、
優貴が近づいてきた。

「秋、さっきの先輩顔赤くしてたね。
 あんた、もうちょっと
 女の子らしくすりゃモテるだろうに。」




そうそう。
僕は女の子だということを
忘れていた。
まぁしょうがないかな。

髪はウルフカットにしてるし、
服も、ここの学校は私服ok
だから男用の服を着ている。



自分が男か女か忘れるなんて
笑えるな。

「ごめんけどこのままでいい」

こんなこと言っている僕だけど、
実は中学生まで普通の女の子だった。



なぜ僕が男の子みたいにしたかというと…