誰かにぶつかっちゃったよ。
そら全力疾走してたらぶつかるわな・・・。



「いったぁ・・・。あごうった・・・。」

謝んなきゃ・・・・。

「・・・・・・大丈夫か?」


あたしはぶつかった相手を確認しようと顔をあげた。
その瞬間目を奪われた。

「っ!!」



色素の薄いやわらかそうな髪。
汚れたものを一切映したことのないような
綺麗な瞳。
爽やかな微笑。

あたしの目の前に現れた男の子。
それは2次元にも負けないくらいどストライクな
男の子だった





・・・・・なんて乙女思考はこの後、
木っ端微塵に砕け散る。



「大丈夫か?いちごのパンツ丸見えだぞ。」


彼は爽やか?いやなんか黒いなその笑い・・・。

「えっ?・・・・・・・。」

あたしは目の当たりにしてしまった。
スカートがめくれ上がって、
見事にこんにちわしているいちごパンツを。





「・・・・・っ!!!!?!?!???!/////」