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「3時限目は自習ですっ!」


私の言葉に教室がワァッと盛り上がる





席に着き、先生に頼まれたファイルの整理をはじめる





ふと、教室の片隅で盛り上がってる男子のグループが目に入る


5、6人ぐらいの中心に“彼”がいる





『よかった…』


思わず、笑顔になる





友「なぁーに?星菜ったら、、、まきのことばっかりみてぇ」


友人が後ろからガバッと後ろから抱きつき、こうささやく





「やだなぁ、ほらっ。転校してきたばっかりだかりだったから、クラスに馴染めてきた見たいで、よかったなーっておもって」





藍原くんが転校してきてから1週間が経ち





クラスに馴染めてきた彼をみて、正直心底安心した


友「なぁーんだ。つまんないの、」


そう言ってまたどこかに行ってしまった





安心して、ファイルの整理を続けようとすると





?「いいんちょおっ」





そう呼ばれ、顔をあげてみると、藍原くんの可愛らしい笑顔があった








「どうしたの?藍原くん、」


思わずつられて笑顔になる





真「忙しそうだね、オレ、何か手伝おっか?」





「大丈夫、大丈夫。ありがとう」





真「そ?」





そういうと、また自分の席に戻っていく





人懐っこい子





あの笑顔向けられたら、誰でも好きになるだろうな





何て思う自分がいた