「・・・・・ねぇ、藍原くん。何でそこまでするの・・・?なんの意味もないのに…」





恐る恐る藍原くんにたずねる





すると藍原くんはあっけらかんと




真「だって、いい女連れて歩くと、なんかステータス上がるでしょ?星菜は美人だし、スタイルもいいし、連れて歩くに最高!」


悪びれもなくそう言う





「あ・・・、そう」





さっき恐いことを想像してた自分が馬鹿馬鹿しくなる











2人で帰る家路





信号待ちをしているとき





真「・・・・・・・・っ。」



「・・・?」





何かをポツリと呟いた藍原くん











『・・・本当は・・・・・・そばに居てくるだけで・・・・いいんです』