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「やばい・・・遅れる・・・・・」





急いで帰り支度をする


帰り際に、頼まれ事をされて


すっかり遅くなってしまった


慌てて荷物を鞄に押し込む








?「・・・・・そんなに、急いで行くんだ・・・・」





教室の入り口にもたれかかっている藍原くん


無視して、出ていこうとすると


藍原くんは入り口を塞ぐ





「藍原くん・・・・どいてくれる?」


真「・・・・返事」


「・・・・・・え?」


真「まだ聞いてないんですけど・・・・?」


「返事・・・って・・・・私は・・・・」


私の言葉を遮って、藍原くんは言う


真「もう、わかってますから。知ってるって言ったでしょ?」


私の肩に手をおき、耳元にささやく











スキナンデショ


オニイチャンガ