flower*princess

腕を捕まれたまま保健室へと連行される私。
…周りの視線が痛い


後ろ姿でも漂う、王子様オーラ。
サラサラの色素の薄い髪の毛。
白い肌。

本当に王子様みたい…。

やっと私にも運命の王子様が現れたのかもしれない!

そうだ。朝見たルリハコベのおかげかも!


この胸のたかなりは、きっと恋の予感よ!

まさに恋の出会いじゃない…!


「…ぃ…おい!!」
「はっ!はい!!?」

自分の世界に思いっきり入ってた…

変な子って思われてないかな?

…校門で倒れてた時点で変な子か。

「足、出して」
「はい…」

手際よく消毒していく姿にうっとりしてしまう。