4歳の時、初めて読んだ本。

「シンデレラ」
「白雪姫」
「親指姫」

この頃から、いつか素敵な王子様が現れると信じ続けて、お姫様になろうと努力してきた。

お姫様ともう一つ好きな物がある…それは花。

「あっ…ルリハコベ!」

道端にひっそりと咲く花。

大事に育てられた花。

どんな花にも花言葉がある

その花言葉に魅了されて、家でもたくさんの花を育てている

「一花…また花ぁ?その花何?」

「ルリハコベ、花言葉がね《恋の出会い》だよ。いい出会いあるかなぁ」

人差し指で花を撫でて、携帯で写真を撮る。
花言葉はどれも、素敵でわくわくする。

全ての花言葉は女の子のためにあるんじゃないかと思う

「ほら、いくよ!遅刻しちゃう!」

「うん!待ってよぉ!」

お姫様を夢見て11年。
もう高校生になってしまった。
夢を見すぎて、恋愛をした事がない。

なので彼氏いない歴=年齢状態

今年こそいい人見つけるんだから!