青い空の広がる春。

高校生生活が、これからはじまる、春です。

「おーい!!杏夏ー!」

私の名前を、呼ぶ男の子。

その子の名前は、松永 春(まつなが しゅん)。

あだ名は、春ちゃんです。

「春ちゃんー!」

私の名前は、四宮 杏夏(しのみや きょうか)。

春ちゃんと、なかよくなったのは、

中学校生活、最後の学年の時です。

元々、人懐っこい春ちゃんには、

友達がたくさんいました。

いつも、1人でいる私に、話しをしてくれ、

クラスの子とも、とけこめるように、なりました。


春ちゃんは、正統派のイケメンという感じで、

私には、正直似合ってないんです。


でも、もし、今まで、仲のいい男友達が、



自分のことを、「友達」としてじゃなくて、


女の子として、見てくれたら?



みんなは、どうするかなぁ?