うへー…やっぱ、似合わない…。

でも、はいてこないと、きっと雛に

しかられる。

もういいやっ!

私は、そのまま家を飛び出し

集合場所である、駅に向かった。

駅に向かうと、もう全員そろっていた。

「えっみんな早いよ!」

「ごめんね!きょうか!なんだか、みんな、

張り切りすぎちゃってるみたい♪」

雛が、クスリと笑ながらそう言う。

「雛は、今日も可愛いなー!

さすが、俺の天使だぜ!」

今日も、森くんの頭は、壊れてた。

たしかに、雛は、とても可愛いけどね。

「き…きょうか!スカートなんて珍しいね!

可愛いよー!いつも、スカートはいてれば

いいのにっー!」


え…その言葉にビックリ…。


「でも、私、スカート似合わないし」

「何言ってんの?!きょうかは、

スタイルもいいんだよ!」

春ちゃんが、そう言うなら、そうなのかな?


「とにかく、早く言って遊ぼー!!」

雛が、そう言い、私たちは、電車に乗った。