告白というものは。【短編】



「暑~、もう夏だなぁ」



中学を卒業してから二年

高校二年のあたしは中学を卒業してからも悠斗が好きでいた



中学二年で恋におちて片想い歴四年

今思い出せば好きになった理由はあまり覚えてないし今でもよくわからない



「(きっと好きになるのに理由なんてない…ってやつだよね)」



公園へと足を進めながら絵里はそんなことを思い出す




悠斗とは高校も同じ



実は中学生のとき、中学を卒業したら悠斗のことは諦めるつもりでいた
いつまで経っても告白する勇気がでない自分が嫌だったからだ


学校も別々になって顔を合わせることもない、辛く感じることもない、それなら忘れられることができる


そう思っていた


だけど…



『俺、お前と同じ志望校にした』


偏差値や大学進学のことを考えて悠斗自身が決めた学校。偶然にもあたしと同じ志望校だった


そのときは諦めるのに苦労するだろうなって思ってた


でも合格発表の日、二人ともいまの高校に合格できたことを知ったとき



『おんなじ学校だな、よろしく』



ニカッと笑った貴方の顔をみたとき


諦めるなんてできない、って



そう思った



この想いは無駄にしちゃいけない


そう思ったんだ