梨花と優樹がそう言って家に入っていった。 「あれ?輝入らないのッ!?」 ずっと玄関の前でぼーっとしている輝にあたしは聞いた。 「あのさ、今日帰ったらすぐ俺の家に来てくれる? って言っても隣なんだけど……。」 「わ、わかった。」 あたしはいきなりで少しびっくりしたけれど、とりあえず返事をした。