『やめろよ…』


腕をはがそうとするけど…


『やだ!』

理奈が離れまいと腕をきつくしめてくる。




く、くるしい…




『先生〜』

困ったあげく、俺は助けを求めた。


スタスタとやって来た園内一人気のみどり先生。





『理奈ちゃん、離してあげて?』



『いや!離したら雄くん、どっか行っちゃうもん!!』






そんなみどり先生に聞き分けもたてず、俺に抱きついたままの理奈。