キーンコーンカーンコーン

『麻美~!行くよ~!』
チャイムと同時に梨々香が私の名前を呼んだ。今から合コンに行くのだ。なんと私と梨々香と他校から二人であわせて四人だ。

『梨々香!メイク大丈夫!?崩れてない!?』

初めての合コンっていうのもあり、かなり緊張していた。

『大丈夫!麻美ゎスッピンでも可愛いんだから♪はやく行くよ~!』

(スッピンって…)

と思いながら梨々香に着いていった。

集合時間ゎ5時らしい。そして今ゎ4時50分。慌てすぎた…。少し梨々香と雑談していた。相手ゎ名川高の亮平君って人らしい。もう一人ゎ梨々香もわからないらしい…

『遅いね~』

梨々香が呟いた。

『梨々香ちゃーん!ごめん遅れた~!』

多分あれが亮平君だと思う。

『君が麻美ちゃん?俺、亮平!よろしく。!』

亮平君ゎテンション高めだから私ゎついていけない…。

『よろしく!』

って笑顔で言っといた!
『亮平遅いわ~!(笑)あれ?もう1人の人ゎ?』
そう言えば亮平君しかいない…。

『あ、もうじき来ると思うんだけど…。お、きたきた!健太~!』

向こうからきたのゎ亮平君とゎ正反対な感じのクールってオーラがでてる。

『わりぃ…。遅れた。』
なんかそのときキュンッってした…。一目惚れ?って感じだった。

『健太~!こっちが梨々香ちゃんでこっちが麻美ちゃんだぞ!あいさつくらいしてやれよ!笑』

『よ、よろしく…』

(えっ!今目があったよね!?たしかにこっち向いたよね~!)

と自分の心の中でハイテンションになっていた。
『よ、よろしくね!』

思わず私も焦ってしまった。

『ぢゃ、なか入ろう~!』

(梨々香…空気読めよ…)
と心の中で思いながら中に入った…。