「月夜?あたしは・・・」

きゅっと抱き締めて、いつもあたしがドキドキさせられることを真似てみる。


「月夜のことを大事に思ってるよ?」

「!!!!/////」


耳元でささやいてみる。


照れてる、かな?


「月夜は、特別の特別なの。月夜は、あたしにどう思ってほしい?」

不安と緊張で、ドキドキしてる。


「香夜・・・。」

そう名前を呼ばれるだけで、もう幸せなの。