「瀬川ちゃん!」

河合君が複雑な表情をした風間君をひっぱってこっちにやってきた。

「・・・な、に?」

「頼むからさ。な?」

ぬれた子犬みたいに見つめてくる河合悪魔についにあたしは。

「〜〜〜〜っ! わかったよ・・・。」

折れちゃいました。

「ありがとーーー!」
「さんきゅっ!」

そういうと二人中むつまじく荷物を持ってホテルに入っていってしまった