そして。
野外活動初日。

やってまいりました。


「ばすのれーーー!」
「「「はーーーーっい!」」」

早朝なのにハイテンションなみんなについていけないあたしは、さっさと乗り込んで一番後ろの窓際を陣取った。

寝てても誰にも見られずにすむしね。

「乗るの、はやい。」

ここにもテンションが低い人が一人。
風間月夜。